May 21, 2007

プロ野球のために新幹線が夜中も走る!

飲んだくれていた週末のあと、久しぶりにネットをチェックしたら、すごいニュースを発見した。

プロ野球オールスター 52年ぶりにデーゲーム開催(産経Web)
http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/070518/bbl070518010.htm

今年のオールスターゲーム第2戦(7月21日、フルスタ宮城)は、1955年以来、52年ぶりにデーゲームで行われる。当日はサッカーのアジア杯準々決勝と日程が重なり、雨天順延した場合の翌22日は参院選とバッティングすることから、民放テレビのキー局との調整がつかず、苦渋の選択となった。
(中略)
20日の第1戦(東京ドーム)はナイターで行われるため、現場からは「ナイター明けに移動してのデーゲーム」を疑問視する声があった。このため、主催する日本野球機構は、第1戦後の深夜に東京から仙台へ向かう貸し切りの新幹線を手配し、コンディショニングの不安を解消。放映権料もナイターと同額(推定1億2500万円)で全国中継される見込みとなり、日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)もデーゲームを了承した。
(以下略)

 何にびっくりしたというと「深夜に東京から仙台へ向かう貸し切りの新幹線を手配し」ということ。
 
 新幹線は、安全確保のために深夜0時から6時までは保守点検時間となっていて、事故などの場合を除いて走らない決まりになっている。そこに特例で列車を走らせてしまうというのだから、これはすごいことなのだ。
 
 私は2002年ワールドカップの後、日本サポーター協会からの依頼で、開催地を回り当時のことをリポートするという仕事をしたことがある。このなかで、JAWOC静岡支部で活躍されたある担当者が、ワールドカップ準備で一番印象に残ったことに「新幹線の深夜運行を認めさせたこと」を挙げていた。
 最初はえっ?なんで新幹線??と思ったのであるが、話を聞くと新幹線の深夜運行は戦後最大の国民的イベントだった1970年の大阪万博以外に前例がなく、JR東海と静岡県(JAWOC)側の交渉は、1年以上にも及ぶ大変骨が折れるものだったという。

 2002年ワールドカップですら交渉に1年以上かかる大計画を、今回日本プロ野球機構はあっさり実現してしまった。さらにいえば、2002年ワールドカップですら、選手の移動に関しては深夜に新幹線を走らせる特例は使っていない。、引用した記事では、デーゲーム開催をを選手会に納得してもらうための材料として、ギリギリになって決まったような書き方になっているが、そういったレベルの話ではなく、相当前から慎重に準備されていたに違いない。

だれか、鉄道関係の専門家の方、この辺の真相を追いかけてくれないかなぁ。